スケールが変われば結果も変わる
ありがちな常識は、これまでのスケールで計測した場合の妥当を意味する。そのスケール自体が変われば、当然導かれる結果も異なることになる。
格差も国内問題と世界問題では意味するところが違い、同じ次元では測れない。
著者は、「グローバルな不平等を読み解くことは、世界の経済史を読み解くことに外ならない」と説く。この本を読むことは、世界経済の変遷をこれまでとは異なる視点から眺める新たな体験となるはずだ。
情報源: グローバリゼーションは格差をもたらしたか | 今週のHONZ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準