something eureka

思索のヒント、ブックレビューなどを中心に

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

誰が先頭になってそれを切り開いていくのか

新しいことは魅力的な反面、どうなるかわからない不安の要素も併せ持つ。不確定性はリスクなので、避けたいと考えるのが人情だ。 つまり、新しいこととは、迫られてやるのか、それとも自身の探求としてやるのかで大きく異なる。イノベーションが叫ばれて久し…

スピード、機動力が生命線 のんびり検討している時間はない

時代の求めるものが変化している。それは数よりもスピードだ。 これまではスケールメリットを生かして物量で勝負するというのが定石だったかもしれない。しかし、変化の激しい時代、また顧客が待てなくなっている、せっかちな昨今では、時間がより希少な資源…

リアルだからこそできること

極限的な利便性や効率性において、リアルはネットにかなわない。そこでは機械的処理を基本とするため、人間の関与は無駄な遠回りにすぎないのだ。これとは対極的に、人間関与の意味を問うならば、ネットにはできないこと、ネットとは異なる働きに着眼しない…

鏡像からの気づき、問題の解消から昇華へ

自分と相手を対決の構図とみれば、どうしても自分側に立って事実を解釈しがちなのが人間というものだ。しかし、相手にとって見えている私という鏡像で、自己を真逆から捉えることができれば、見える世界も変わってくる。

実態と体裁はシンクロしているか、中身こそが問われている

バイラルをはじめとして、話題性が主題となると、どうしても勘違いしやすくなる。いわゆる盛るという発想もそうだろう。実際がどうかではなく、どう見えるかが最優先されるのだ。 もちろん、見られるという、相手を想定して思考すること自体は悪いことではな…

マイナスのサービス、プラスのサービス

漫然とサービスと言っても、大きく二つの可能性がある。 ひとつは不十分な点を埋め合わせることで、シームレスな充足状態をつくりだすことだ。これはいわばマイナス点をつぶすことで、ゼロ状態に戻すアプローチと言える。期待されるのは均整の取れた凪の地平…