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緩慢なる進化の強さとは

スピード感が勝負となる現代にあって、変わらないという選択肢はない。その一方で変わりやすさは脆さも内にはらんでいる。変わるか変わらないかの二者択一ではなく、上手に変わるには、時間をかけた習熟が欠かせない。

「生物における進化というものは、私たちがとても合成できないような化学物質を発生させることもあるのです。自然とは優れた化学者だったのです。人類、いやそれどころか動物が生息するずっと前から同じことをしていたのです。400万年以上前から、植物はこうした作業を重ねてきていたのですから」 つまり、どんなに優秀な化学者であっても、植物には勝てないのだ。

情報源: 人類を絶滅から救う“魔法の植物”が見つかった!|「耐性菌」を倒す「民族生物学」の挑戦を追う | クーリエ・ジャポン