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ルールを自分のものとする

ルールに縛られる、ルールに守られている、といったように、ともすると私たちは与えられるルールに粛々と従うことを善しとしてきた。一方で、将来をつくり出すということは、ルールづくりをも含めたトータルで、道筋を切り拓くことともいえる。

とかく基準を不動のアンカーとして視野を狭めてしまいがちであるが、ルールを我がものとして消化する、体現するならば、もっと創造的にルールを使いこなすという視点が求められるだろう。

日本では、コンプライアンスは「法令遵守」と訳されていて、単純に「法令を忠実に守る」という意味で理解されてきましたが、社会が激変する中で法令が予測することができない時代には、無力と言っても過言ではありません。国家が一方的に定めるルールに従うのではなく、私たち私人側から、主体的にルールを議論し、作り上げていく必要があります。

情報源: 「リーガルデザイン」は世界をどう変えるのか | 災害・事件・裁判 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準