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知性は持っているかどうかでは測れない

知性の基本は、知識の習得以上に行動力です。

経営課題として、不確実性の増大や変化スピードの速さといったことがいわれますが、これは新たな課題と言えるのでしょうか。実際、いつの時代にも、こうした指摘はなされてきましたし、未来を見通すことの難しさに変わりはないともいえるでしょう。

とかく変化を言い訳にすると、原因を外部に切り離してしまい、自省の機会を失することにもなりかねません。変わらないことが基本なのではなく、変化を当然と見なして行動していくことが必要と言えます。

変化を当然としたとき、知性の意義がはっきりと意識されることになります。 「状況を勘案したうえで、次に何をなすべきか」 自身で己のこれからの道すじ(ガイドライン)を設定する、これが知性の役割です。

言い換えるなら、知性は対処能力といってもいいでしょう。 だからこそ、変化を肯定的に受け止めると同時に、それに積極的に向き合っていく姿勢が知性を論じるうえで避けて通ることができない所以です。

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