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効率的で手間をかけないのが正解か

これまでの経済原則からすれば、効率的で省力化がベストかもしれないが、同時にその発想で失われる人間力というものがある。

仕組みを正すのももちろんだが、仕組みに囚われず生き抜ける耐力が問われているのかもしれない。

今世紀半ばまでには大多数の国で高齢化・人口減少が起こる。世紀末までのどこかで地球全体の人口がピークを打ち、その後、減り始める、というのは、そういうことだ。 建物、あるいは人を含むシステムを、この大きな流れに適した形で、「縮小しやすい」「壊しやすい」といった特徴をもつ、柔軟性の高いものにする。この点でのイノベーションを起こせれば、日本自体の経済が人口構造変化を乗り切れるだけでなく、その後の世界高齢化の中で、大きなビジネスチャンスもやってくる。

情報源: 高齢化・人口減少社会に必要なパラダイムシフト (3ページ目):日経ビジネスオンライン