自分だけが気づければいいのか
自らの気づきは当然不可欠であるが、それ以上に周りにうまく気づかせてあげられるか、お互いに新たな気づきの次元が作れるかが問われている。
ファシリテーションは、人と人が話し合い、わかり合うための方法です。それは「いま・ここ」で出会った人と人が「いま・ここ」で感じることを口に出し、シェアし、合意点を見出して行く手法として、まさに人と人との関係をつなぎ直す、結び直す時間と場所を提供してくれます。
「ファシリテーション」とは、facilitate(促進する、助長する、ことを容易にする、楽にする)という英語の名詞形。1960年代のアメリカで生まれたもので、さまざまな問題について話し合う際、参加メンバーの意見や思いを引き出し、課題を浮き彫りにして共有したうえで、解決の方向を見出す方法だそうです。