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情報化はつながりの質を変えるのか

ネットワーク、つながりの閾値は下がったが、相手のある関係性は、単純に生産性だけで処理する考え方は通用しない。そもそも効率や生産性は発信側、作り手の論理だからだ。

相手がどう受け止めるか、そこに温度感のようなものがあるからこそ、現場という立ち位置が求められる。ITで情報スピードは上がったが、関係性そのものがスピードアップするわけではない。ゆえに新しいようでいて古くからの課題への回帰とも捉えられるだろう。

むしろ技術に依存しすぎると、つながりを容易なものと勘違いすることにもなりかねない。

企業や経営者は何を変えていくのか、という疑問に対する切り口はいくつかありますが、ポイントになるのは“バリューリンク”です。ビジネスの考え方として、バリューチェーンからバリューリンクに変わっていくと考えています。 単純に商品を作って販売して、その後のことは知らない、とブツブツ切れているモデルから、リンクが四方八方に広がってつながっているモデルに変わってくる。それが、バリューリンクという概念です。

参照元デジタル変革は会議室ではできない ITmediaビジネスオンライン