something eureka

思索のヒント、ブックレビューなどを中心に

それは定規で測るべき対象か

平均化、一般化、標準化。われわれは物事を端的に表現する指標を多く獲得しているが、その対象がいわゆる定規にあてはめるかのごとく分別できるかどうかはまた別の問題である。

グロスで物事を見ることは大事だが、同時にグロスで見落としてしまう意味内容もあることを念頭に置いておかないと判断を誤る。

この本は、人生はそのどれもが本質的に個性的であり、「標準的人生」など存在せず、平均的な人生と自らの人生を比べる必要はないのだということを教えてくれる。平均思考から解き放たれ、個性に光が当てられるようになれば、わたしたち一人一人の未来はより明るいものになるだろう。

情報源: 「平均」や「標準」を根拠にした思考は思わぬ失敗を生む | 週末はこれを読め! from HONZ | ダイヤモンド・オンライン