経済一辺倒の反動
金銭的価値が幅を利かせることで、われわれは考える力を失ってきたのかもしれない。もちろん経済効率によって得られるものを無為だと退けるわけではないが、それだけになってしまうと視野が相当に狭められてしまう。
値段がない=価値がないのではなく、値段がつかないゆえの価値がある。
数字ありきの線形思考に囚われていると、それを超える規格外が見えなくなる落とし穴にはまる。
「善意のエコノミー」は、それぞれが可能な範囲で資源を分かち合う循環型のシステムです。タダだから「0円」という値札がつけられて無料販売されているわけではなく、言ってみれば「プライスレス」の相互扶助なんです。