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組織形態は一つとは限らない

組織とは、その目的とするところによって変わっていくものです。むしろ状況の変化に鑑みれば、意識的に変える必要があるといってもいいでしょう。

不確実性の時代、僕たち人間は、もとより得意としてきた中央処理型の利点を生かしつつも、得意ではない分散型のメカニズムを学び、それを組織運用に取り入れることが大切だ。 リーダー不在で数万匹が整然と動く–昆虫の驚異に学ぶ組織を動かすシンプルなルール イン・ザ・ループ http://media.looops.net/saito/2013/11/27/sp_13orgtransparency8

しかし、組織体はそう簡単には変われないのが実情です。一方で、現代のさまざまなソーシャル性の高まりは、個々人が公的および私的な組織(ネットワーク)を通じて行動を起こせるだけの余地を拡大しています。

固定的な枠組みとして受容するのではなく、われわれ自身が組織という機能をどう使い分けるかが問われています。