something eureka

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そこに五感を刺激するものはあるか

いかに売るか、どう省力化して効率良くするか、そういった問題認識には決定的に五感が欠けている。

もちろんモノを得てそれで十分満たされる時代もあったかもしれないが、現代はそこに愉しみがあるかどうかが大きな分かれ目となる。人間を惹きつけるものには、いつの時代も五感が関わっているものだ。機械化とはもっとも縁遠い感覚的領域はとてもあいまいで、いわゆる科学的手法になじみずらいかもしれないが、むしろだからこそ、それが差別化の源泉となりうる。

日本企業の多くは、サプライサイドのチャネル統合ばかりが頭にあり、デマンドサイドの消費者理解が抜け落ちている。こういう状態は、デジタルマーケティングでは、クロスチャネルの構築にすぎず、オムニチャネルの構築だとは考えない。

情報源: 「定義」がデジタルマーケの効果を決める理由 | インターネット | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準