something eureka

思索のヒント、ブックレビューなどを中心に

思考の偏食に気づいているか

良くも悪くも、私たちの思考は一定のバイアスを持っている。それが個性でもあるわけだが、放っておけば視野はどんどん委縮してしまう。

時として、半ば強制的に、普段なら選択しない情報源に接触すること、そしてあたり前に疑問の余地を与えること、それが自身の思考の偏食に対する気付きにつながる。

本の種類が似通ってしまうということは、「総体としての世界が小さくなること」だと辻山さんは述べる。そうならないためには、数多くの世界観の違う本を、棚にぎっしりと並べてみる。すると小さな店でも、多様な世界をそのなかに抱え込むことになり、見た人にとって発見の多い棚になるという。

情報源: 個人書店の店主が考える本屋の仕事の本質とは HONZ特選本『本屋、はじめました』『ローカルブックストアである』 | JBpress(日本ビジネスプレス)