something eureka

思索のヒント、ブックレビューなどを中心に

見えない殻を打ち破れるか

自らの殻を壊すのも、また自らの殻に閉じこもるのも、自分次第。少なくとも、漫然と殻に覆われるのではなく、自分の殻はどこにあるのか、意識しておく(意識できる)ことが最低限のリテラシー

この、自分にとって心地よい情報ばかりが目に入る環境をフィルターバブル、とも呼びます。検索サイトやソーシャルメディアアルゴリズムによって、ユーザーは自分とは違う意見、興味のない情報からは隔離されて、自分自身の文化的、思想的なフィルターでできたシャボン玉の膜に包まれているような状態です。 … どんな情報がユーザーに提供されるかは、アルゴリズムによって決められている。そのアルゴリズムは、「もっと滞在時間を延ばしてほしい」「もっとクリックしてほしい」という、サービスの収益を上げるという観点で設計されています。逆に公共性や倫理の観点が抜け落ちやすい。僕はそこに危うさを感じているんです。

情報源: SNSがもたらす情報過多、その影響を見極める:日経ビジネスオンライン