something eureka

思索のヒント、ブックレビューなどを中心に

知らぬを知ることこそ智

知ったふり、知っているつもり、なんとなく理解している、などなど、知っていることの分量で安心してしまう。しかし、ほんとうに求められているのは「何を知らないか」のほうなのだ。知らないからこそ気づきが得られるのであって、知っていることに慢心しているところからは+αは見いだせない。

経営について何も知らない松下さんは、経営者になって、恐る恐る経営をしていた、ともいえます。わからないこと、戸惑うこと、迷いがあるたびに、悩みながら、多くの人に尋ねながら経営をしていくことになります。そのことが、会社の発展に大きく役に立ったのです。尋ねれば、人はいろいろと教えてくれる。意見を言ってくれる。悩みを言えば、大抵の人が助言をしてくれる。もちろん、それら意見や助言は玉石混淆、しかし、さまざまな意見、助言も、素直に聞いていけば、おのずと「正解」が得られると悟るのです。

情報源: 「情報が集まる社長」がやっている2つのこと | 上司と部下の常識・非常識 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準