something eureka

思索のヒント、ブックレビューなどを中心に

素朴な疑問にきちんと向き合えるか

物事の裏表は実はつながっているのかもしれない。表と思ったものが裏だったり、裏と思ったはずが表だったり。

わかっている(つもりの)ものがじつは理解できていない。「灯台下暗し」、ありふれた表現だが、今なおそれが最大の課題でもあるのだろう。

刺激的な論考、新たな認識の可能性は、つねに根源的な問いから始まる。奇を衒(てら)うのではなく、その「内側」にある根本のところを掘っていったがゆえに、いつの間にか「外側」に出てしまうのである。越境してしまうのだ。
この、ジャンルをはみ出していくようなアプローチが、今経済学という学問の中でも切実度を増している、と言い換えることもできるだろう。実際「近代経済学」の「近代」、そのありよう自体が揺れている時代でもあるのだから。

情報源: 「異色すぎるNHK経済番組」は、こう生まれた | 国内経済 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準