共創は万能ではない
今日的なテーマとして、共創やソーシャルがもてはやされるが、それは一種の危険を伴う。
視点を自分から共というコミュニティに移譲することは、一見して「正しい」と認識されるがゆえに、個々人の主体性が薄まることに無自覚となる。
共創とは、個々人がそれでも突き抜けて発言することで初めて担保されるものなのかもしれない。
共創発想法においては自分ではなく、「みんなの知恵がみんなの課題を解決する」ことに着目しているのだそうです。背景や職業、専門などが異なる人同士が「つながる」ことによって、新しい解決策を生み出す発想法だということ。自分と異なる人と「出会い」、「観察」することで「課題」を解決する「いい考え」を生み出す手法であるわけです。