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企業文化は参画度で決まる

文化とは、「自分ごと」であるとの意識と、「本気」でやるとの熱量で決まる。

かっこいいお題目を掲げてやったつもりになるのではなく、まさにそれが自分の問題であって、なおかつ組織がそれを本気で取り組む意思を示してこそ、実現に向けて動き出すものだ。

ただし、経営陣は新しいスローガンを啓発ポスターにして貼り付けたり、全体会議で連呼したりする代わりに、まずは自分たちの意思決定の指針としてひっそりと使うことから始めた。この理念を口で説いて回るのではなく、行動で示すことを目指したのである。
社会運動は概して小さなところから始まる。情熱的な推進者のグループが、いくつかのささやかな勝利をもたらすことがきっかけとなるのだ。たとえ小さな勝利でも、彼らは無関心な人々にその効果を見せつける能力に優れ、それによって運動に勢いがつく。

情報源: 企業文化をトップの命令ではなく、ムーブメントによって変革する方法 | HBR.ORG翻訳マネジメント記事|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー