良いズレと悪いズレ
一般には合致が良きものとして理解されているが、それだけだと味気ない。われわれは違和感に興味を抱くからだ。
もちろん、まったくの正反対で、何ら関連付けもできないような違和感は不快なだけかもしれない。しかし、微妙にニュアンスが異なるなど、自身のあたり前に適度な疑問を抱かせてくれるものは、むしろ興味の対象として好感される。
漠然と新規性をというのは難しいが、この「ズレ」というものにターゲットを絞ると、意外に面白い切り口が見いだされるのかもしれない。
こうした商品の話題づくりにおいて大切なのは、「適度な不一致」というポジションをつくることです。
不一致がなければ話題になりませんが、不一致が大きすぎても話題にしづらくなります。