something eureka

思索のヒント、ブックレビューなどを中心に

コンテンツとコンテクストは不可分の関係にある

日本はの文化と言われます。明示的な対象よりも、それを支える背景の厚みが文脈として効いてきます。

従って言葉巧みに話すことが訓練されない代わりに「想う」ことについては本来、日本人は非常に長けている。「茶道」「華道」「柔道」という時の「道」とは、それぞれの分野での小手先の技術や知識を学ぶことに意味があるのではない。黙って「想う」ことを通じて、自然、そして宇宙と一体化することにその本質があるのであって、まさに「右脳の世界」に属するのがこれら「道」なのである。 世界を救うのは誰? “右脳系日本人”に期待する Business Media 誠

感性というと、理性(論理性)に比してひどくあいまいな印象かもしれません。いずれを取るかと二者択一を迫られると難しいですが、現実にはいずれか一方で物事が成立しているわけではありません。コンテンツとコンテクストは混然一体となり、相乗してはじめて意味内容を形成しているはずです。