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責任の意味がしっかり捉えられているか?

責任というと、どうしてもそれを回避したいと考えてしまうものです。それを直視することを恐れ、なかったことにしようとするかもしれません。しかし好ましい結果とはおのずと転がり込んでくるものではなく、責任を引き受けることが結果を引き寄せることになります。

人を責めるのが間違っているのは、もっと本質的な理由による。責めることで、人は学ばなくなるのだ。 責めを負う(責任を取る)ことはあなたの立場を弱めるのではなく、むしろ強化する。まず、いったん何かに対して責任を負えば、あなたはそれについて何かをなすことができる。それがあなたの強みとなるのだ。 責任を取るためには、自分自身とその能力に自信を持てなくてはならない。失敗を受け入れる力が必要なのだ。失敗から学び、いつの日か成功できると信じる十分な自負心も必要だ。 自らの非を認めなければ信頼も成長機会も失う ダイヤモンドオンライン

自分の目線がどこにあるのかに注意が必要です。 今しか見えていなければどうしても責任を回避したいという短絡志向につながります。しかし、将来に力点を置くならば、過去を経験として有効に活かすことが優先されるはずです。

責任を取るという事実を踏み台にすることが、自分そして組織の糧になるという意味からも、責任に近しく身を置くことの必然が見出されるはずです。