興味が次への駆動力
人間の進化を支えてきたものが、未知への興味であることは、感覚的に納得できるものである。しかし一方で、変化を忌避したいとの気持ちも、人間の本性としてある。ではこの不整合をどうすべきか。
壁を越えてでもそれに向き合おうとする意志が希少だからこそ、そこに差異が生まれる。それはやらされ感で何とかなるものではなく、貪欲な興味がその一歩を踏みこませる。
残念ながら興味は勝手に育っていく類のものではない。むしろ放っておけば、年齢とともにどんどん枯渇していく。その意味では、意識的に興味の扉を開いておくことが、自分らしさを担保してくれる。
今自分の興味の扉はどれだけ開いているか、この現状分析が変化への付き合い方を決定づける。無条件に変化を遠ざけようとしていたら黄色信号だ。
では、主体性はいつ発揮されるのか? 決まっています。心の底から「面白い」と思えることをするときです。誰だってそうです。「面白い」ことをするのですから、誰かに指図されるまでもなく率先してチャレンジする。それこそが主体性なのです。
情報源: 「努力」より「○○」こそが、最高のリーダーシップ育成法である。 | 優れたリーダーはみな小心者である。 | ダイヤモンド・オンライン